【HDMIポートが2つ】ドッキングステーション Anker Power Expand 8-in1 USB-C PD Media Hub

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近年のテレワークの普及により、デジタルデバイスが私たちの生活や仕事で不可欠な存在となりました。複数のディスプレイやUSB機器を同時に使用する際には、通常のパソコンのポート数に制限があります。

そこで、1つのポートに接続するだけで、ディスプレイやUSBポートなどの複数のデバイスを接続できるドッキングステーションが人気を集めています。

この記事では、「Anker Power Expand 8-in-1 USB-C PD Media Hub」というドッキングステーションを紹介します。Ankerは様々なモデルのドッキングステーションを提供していますが、この製品はその中でも特におすすめの一つです。

「Anker Power Expand 8-in-1 USB-C PD Media Hub」は、HDMIポートが2つ搭載されており、1つのポートに挿すだけで2つのディスプレイに映像を出力できるという優れた機能を持っています。さらに、PD(Power Delivery)対応なので、同じポートからPC本体への給電も可能です。

この製品は「8-in-1」という名前の通り、合計8つの豊富なポートを搭載しています。2つのHDMIポートに加えて、USBポートやEthernetポート、SDカードスロットなど、さまざまな接続オプションがあります。これにより、複数のデバイスを同時に接続することができます。

Anker Power Expand 8-in-1 USB-C PD Media Hubは、約8,000円と手頃な価格帯であることも大きな魅力です。手頃な価格で多機能性を求めるユーザーにとって、このドッキングステーションは間違いなくおすすめです。

本記事では、Anker Power Expand 8-in-1 USB-C PD Media Hubについて詳しく紹介します。

ドッキングステーションとは

ドッキングステーションは、PC周辺機器の接続を容易にするための装置です。パソコンの1つのポートに接続することで、さまざまな機能やポートを一括で追加することができます。

以下のような方が使用するとドッキングステーションの利便性を享受できます。

  • ノートPCを持ち運ぶことが多い
  • PC周辺機器を多く使用している
  • ノートPC本体のポートが不足している

ノートPCとの組み合わせがおすすめ

ノートPCに周辺機器を接続して使用している場合、ドッキングステーションを使用することでこれらのデバイスを一括でノートPCに接続することができます。

例えば以下のようなデバイスを一括でノートPCに接続することができます。

  • 外部モニターへの映像出力(HDMIなど)
  • 外付けWebカメラ(USB-Aなど)
  • 有線マウス、キーボードなど(USB-Aなど)
  • 充電ケーブル(PD給電)

特にノートPCを頻繁に持ち歩く場合、これらのケーブルを1本ずつ着脱するのは手間です。

ドッキングステーションを使用することで、1本のケーブルを抜き差しするだけで、これらのデバイスを一括でノートPCに着脱可能となります。

HDMIポートが2つ搭載された希少で安価なドッキングステーション

私は自宅のテレワーク環境では、外付けモニタを2台使用しているため、映像出力端子が2つ搭載されているドッキングステーションを探していました

ドッキングステーションは様々なメーカから多くのモデルが発売されていますが、HDMIポートを2つ搭載したモデルは多くありません。特に1万円以下の安価なモデルでは見つけることができず、3万円を超えるモデルが選択肢になってしまいます。

Ankerからも多くの種類のドッキングステーションが発売されていますが、1万円以下でHDMIポートを2つ搭載したモデルは、「Anker Power Expand 8-in-1 USB-C PD Media Hub」に限られます

Anker Power Expand 8-in-1 USB-C PD Media Hubには、以下の8つのポートが搭載されています。

搭載ポート詳細

  • 2 × データ転送用USB-A 3.0ポート(最大5Gbps)※充電や映像出力に非対応
  • PD対応USB-Cパススルー充電ポート(最大入力100W / 最大*出力85W)※データ転送や映像出力に非対応
  • microSD&SDカードスロット(最大104MB/s)
  • イーサネットポート(最大1Gbps)
  • 2 × 最大4K (60Hz) 対応HDMIポート※2ポート同時利用の場合は最大4K (30Hz) 出力
Amazon.co.jp: Anker PowerExpand 8-in-1 USB-C PD Media Hub : パソコン・周辺機器

Ankerでは、同じ8ポート搭載の「8-in-1」で「Anker PowerExpand 8-in-1 ハブ」というモデルもありますが、こちらにはHDMIポートが1つしか搭載されていません

搭載ポート詳細
・2 × データ転送用USB-A 3.2 Gen2ポート(最大10Gbps)※充電や映像出力に非対応

・データ転送用USB-C 3.2 Gen2ポート(最大10Gbps)※充電や映像出力に非対応 / PD対応USB-C充電ポート(最大入力100W / 最大*出力85W)※データ転送や映像出力に非対応

・microSD&SDカードスロット(最大104MB/s)

・イーサネットポート(最大1Gbps)

・最大4K (60Hz) 対応HDMIポート

Amazon.co.jp: Anker PowerExpand 8-in-1 USB-C PD 10Gbps データ ハブ 100W USB Power Delivery 対応 USB-Cポート 4K (60Hz) 出力対応 HDMIポート 10Gbps 高速データ転送 USB-Cポート USB-Aポート 1Gbps イーサネット microSD&SDカード スロット搭載 MacBook Pro iPad Pro対応 : パソコン・周辺機器

ドッキングステーションをPDとして使用する際の注意点

ドッキングステーションをPDとして使用する際には、充電器容量に注意が必要です。ドッキングステーションは一定の電力を消費するため、ノートPCの付属充電器の容量では不足する可能性があります

Anker Power Expand 8-in-1 USB-C PD Media Hubの場合は、最大入力100Wに対して最大出力85Wとなり、ドッキングステーション本体で15Wが消費されます。

私はノートPCは45W出力の付属充電器がついていたので、最初それを使って接続しましたが、ノートPC側に充電ができていない旨のアラームが表示されました

そこで、現在は65WのPD充電器を別途購入して組み合わせて使用しています。こちらもAnker製品で、Anker Nano II 65W (PD 充電器 USB-C)というモデルを使用しています。

ドッキングステーションの本体ケーブルが短いのが惜しい

Anker Power Expand 8-in-1 USB-C PD Media Hubは、非常に満足度の高い製品なのですが、1点惜しいところがあります。

それは、「本体のPCと接続するケーブルが短く置き場所が制約される」ことです。

実測で約19cmのため、ノートPCのPDポートのすぐ近くに置いて使用することとなるのですが、ドッキングステーションには周辺機器のケーブルが接続されるため、配線がごちゃごちゃしやすくなってしまいます。

そのうち、延長ケーブルを購入してこのあたりも改善したいと思っていますので、改善した際には別途紹介します。

まとめ

  • ドッキングステーションは1つのポートに接続するだけで、複数のデバイスを一括で接続できる便利な装置
  • Anker Power Expand 8-in-1 USB-C PD Media Hub」はHDMIポートが2つ搭載されており、2つのディスプレイに映像を出力できる。
  • PD(Power Delivery)対応でPC本体への給電も可能
  • 8つのポートを搭載し、多機能な接続オプションを提供。
  • 安価でHDMIポートが2つ搭載されたドッキングステーションは希少
  • PDとして使用する際には充電器容量に注意が必要
  • 本体ケーブルが短いため、置き場所に工夫が必要
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