これまではワイヤレスイヤホンとしてAnker Soundcore Liberty Air 2を使用してきましたが、このたびマルチポイント接続対応のAnker Liberty 3 Proを購入しました。
この記事では、Anker Liberty 3 Proの購入に至った検討経緯を紹介します。
購入の動機
Anker Soundcore Liberty Air 2は2020年1月に購入して使用してきましたが、次の機能を実装したイヤホンが欲しくて買い替えを検討しました。
- マルチポイント機能
- 外音取り込み機能
- ノイズキャンセリング機能
Liberty Air 2の音質や接続安定性には特に不満はなかったのですが、次のような不便さを感じていました。
- 屋外を移動中だと周辺音が聞こえづらく使いにくい
- 電車やバスでイヤホンをつけながらスマホ操作をしていて乗り過ごす
- 再生端末の切り替え時にいちいちBluetooth設定画面を開くのが手間
このためLiberty Air 2は屋内で作業するときや、長距離移動するときなどの限られた状況での使用に留まっていました。
一方で、上記の不便を感じているようなシーンでもイヤホンを使いたいとの思いが強くなったので、イヤホンの追加購入に至りました。
マルチポイント接続機能
マルチポイント機能とは、1つのBluetooth機器と複数の親機を同時接続できる機能のことです。このマルチポイント機能が欲しくてイヤホンの追加購入を検討し始めました。
ユースケースは業務用途がメインでの想定で、PCでのWEB会議や通話システムの利用と、スマホでの通話利用の切り替えをスムーズにすることが目的です。
外音取り込み機能
外音取り込み機能とは、イヤホンに内蔵されたマイクを活用することで周囲の環境音を取り入れる機能のことです。
イヤホンやヘッドホンを付けながらでも会話ができたり、車の走行音に気づけたり、周りの音を聞きながらBGM感覚で音楽を聴くことができます。
ユースケースとしては、会話やBGM用途も考えていますが、この機能も業務用途をメインに想定しています。
インイヤータイプのイヤホンマイクだと密閉性が高く、装着時には外音が遮断されます。このため、通話用途で使用すると自分の声量が把握できなくなり、使用に抵抗がありました。
外音取り込み機能を使用することで、通話用のベッドセットと同等の使い方ができるようになることを期待しています。
ノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリング機能とは、マイクで拾った周囲の雑音を逆位相の音で打ち消すことで、騒音を低減する機能のことです。外音取り込み機能とは逆で、外音を遮断したいときに活躍する機能です。
ユースケースとしては、こちらも業務用途がメインで、集中したいタスクに取り掛かるときに使用することを想定しています。
Anker Liberty 3 Proを選んだ理由
いくつかレビューサイトなどを閲覧して比較しましたが、次の理由から購入を決めました。
- マルチポイント機能があること
- リーズナブルな価格帯であること
- 売れ筋商品であること
- Anker製品の使用実績があり、特に大きな不満を持っていないこと
特に、マルチポイント機能を実装したイヤホンは2万円を超える高価格帯の商品が多いため、予算をどうするかで悩みました。予算は抑えたいが、各種機能でストレスは抱えたくないという思いから、2万円以下で探すことにしました。
その他候補としては、次の機種がありました。
比較にあたり、いくつかのレビューサイトを見ました。音質やノイズキャンセリング性能などは個人差があるので傾向として参考にしました。
最終的にJabraではなくAnkerに決めたのは発売時期が近かったことです。上述した3 つの機能は、普及したのが比較的新しい技術であることを踏まえると、開発時期が新しい機種に分があると考えました。
実際に使用してみての感想などは別途投稿予定です。